2013/11/15 Fri  23:37
ウチの近所の郵便局で

今年9月に、親愛なる義母が永眠したんです。
なので、今年は来年分の年賀状を作成することが出来ません。
というわけで、喪中ご挨拶用のハガキをですね、郵便局まで行って購入してきたんです。先週。

距離にして直線では300mあるかないか。道は曲がりくねってるので、実寸ではもっとあるんだけど、なんでもなかった頃には歩いて5分のところにありました。
今はというと、玄関から車椅子を引っ張り出して、鍵かけて座ってひざ掛けかけて、出発するまで5分以上かかるんだけど(笑)

以前にも愚痴ったでこぼこ道を、かよわい首をグラグラさせながら車椅子に揺られ、辿り着いた郵便局には、あの震災で出来た2センチほどの段差がΣ( ̄▽ ̄;)

まぁ、なんとかね。なんとかはイケるんです。
まずはいったん段差でガクッと停止して、首がムチウチになるかってくらい前後に揺れて、それからおもむろにグイッと力技で上って、反動でまたムチウチかって状態に首が揺られて。

なので、出来るだけ行きたくない場所でもはあるんだけど、喪中用のハガキはこの辺りでは郵便局でしか扱いがないので、頑張って行ってきた挙句に印刷したら5枚足りないという・・・・・(ーー;)

仕方がないので昨日、また行きましたよ、ええ。ガタガタ揺られてガクッとでグイッと。
書き損じ(印刷し損ない)のハガキを交換しつつ、たった5枚のハガキを買う為に。

そしたらね。



ほわっと(*^-^*)




わたしの行ってる近所の郵便局って、とても小さい規模で、職員さんは4人常駐って感じのところ。
そのうち半分の2人が女性なんだけど、とても感じがいいんです。
で、そのうちのお1人が、購入したハガキとレシートを持ってカウンターを回ってわたしの元にきてくれて一言。

「あの段差って、やっぱりけっこう大変ですか?」
「他の方からも言われていて、気にしてはいたんですけど・・・」

実はその段差、わたしにはかなり負担で、あれがあるから行きたくないなーと思わせるほどの凄腕なので、そう尋ねていただけることって願ったり叶ったりなわけで(^_^;)
あの程度の段差でも、車椅子では負担だということ。介助者がいる場合は押し上げてもらえるけれど、電動のわたしは一旦止まってから反動をつけて上がるしかないこと(それが身体には堪えるコト)。せめて角がない状態にしてもらえるとスムーズに走行可能なことをお伝えできました(^o^)

現場の責任者ではないので彼女には即断即決の権限がないらしく、でも、上司に報告して出来るだけ善処したいと思いますって言ってくださいました(*^_^*)

こちら側から要望をお伝えするのって、案外パワーが必要なんです。
障がいを持つと言っても、ひとりひとりによって不便さは違うところにあるし、「これってわたしだけが感じてるのかもしれない」という思いを持ってしまうので。
障がい者が暮らしやすい街は、高齢者でも幼児でも、そしてすべての人に暮らしやすい街だと思っていても、細分化していくと個々の暮らしやすさはそれぞれに違うもので、『障がい者』という括りも『高齢者』という括りも、実はある種の縛りになるというコトを考えると、個人の要望って伝えていいものかどうか、けっこう悩むんです。

だから、ありがたかった(^o^)
たとえ上司がうんと言ってくれなくても、早々に段差が解消されることがなくても、ああいう彼女に出会えたことで、とても幸せに感じられたいい日でした♡



これって、安っぽいですかね?(笑)
( ̄-  ̄ ) うーん ・・・・・でもいいの(^o^)だって幸せだから♡





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2013/11/06 Wed  23:42
まさかこれほどとはね

実際に、自分がこの身を持って体験してみなければわからないことって、本当にたくさんある。たぶん、たくさんあるんだろうなーとは思っていても、よもや思いもしなかったところで突然「わからなかったこと」「気がついてなかったこと」に出くわすと、それはそれでビックリ仰天\(◎o◎)/!するわけだ。


車椅子に乗って、最近お散歩を始めた。
納車(?)されたのは8月だけど、延々と続く耳鳴りと時々予告もなしに起きる眩暈にウンザリして、その上暑さにめげる毎日では慣らし走行なんて出来るものじゃなかったし。9月は9月で治まらない耳鳴りと10月に控えた各種イベントのために、ひたすら大人しく息をひそめて生活しつつ(たまに息抜きガス抜き・だけど酒抜き)、こんなの自分とちがーう!と思うような慎ましさで、穏やかに、無理せず無茶せず日々をやり過ごしてきたし。
10月は10月でお散歩するヒマもない調子であちこち出歩いてヘトヘトになって、やっとの11月(笑)。

いやぁ、お散歩っていいね(^o^) うん、気持ちはね(^o^)

ところがね、道が悪いんだね。( ̄-  ̄ ) うーん




去年の春から秋までは、母の乗る車椅子を押して歩いてたわけで、ガタガタ揺れる歩道や段差、いくつもの轍を越えて進まなきゃいけない横断歩道に、そりゃー気を配ったつもりだったけど。でもきっと、あれでも相当きつかったんだろうなと思う。今、自分自身が車椅子で同じ道を走行して、初めてそう思う。

綺麗に色分けされた歩道のカラー煉瓦の、溝の数だけ振動がある。

車道よりもちょっと高い歩道に乗り降りするのには1センチ余りの段差がある。

歩道から車道に降りる箇所には進行方向に対して垂直な向きにスロープがある。

筋力の落ちた腕で電動車椅子の操作レバーを押す。振動は腕に余計な力を入れさせて、強張り、痛みが増す。
ガタガタと揺れるたびに筋力の落ちた首が頼りなげに揺さぶられる。まるで赤ん坊みたいに。
振動で腕が揺れるために、コントロールが左右にぶれて、狭い歩道を蛇行する。
段差の昇り降りは、走行時よりもスピードをおとしても更に衝撃が大きく、全身が緊張する。
角度のある面を斜め走行する。歩道に設けられた『車の進入口』に差し掛かる度の繰り返し。

歩いている人は何も気づいていない。わたしがそうだったように。
ペットボトルのキャップほどの大きさで崩れ落ちている煉瓦は、ほんの1歩で越えられる。
その段差に足をとられて立ち往生するなんて、豆の木が天に伸びるくらいに有り得ない。たぶん、歩いている人には。

「うごけるあいだは自分でうごきたいんです」
「にちじょうせいかつのいどうしゅだんとして必要なんです」

そういって、公費の助成を受けてわたしの元にやってきた電動車椅子が、公費で設えられた天下の公道はその願いを叶えるには難がある、という事実を教えてくれている。

( ̄-  ̄ ) うーん 、もったいないなぁ。
わたしは飾っておきたくてコレが欲しいと言ったわけではないのに。
ホントに必要なのに。

というわけで、もったいないし気持ちもいいから寒くなるまでお散歩はする。
背中と首と右腕には、きっちりきりきりテーピングを施して(^_^;)



でね、一言お許しいただけるなら

駅前から続く一応メインストリートだからって、お洒落に見せるためだけのカラー煉瓦とか使わないで、普通に道路を整備してくれればいいのにね・・・(-。-) ボソッ
カッコだけつけても意味ないよね・・・(-。-) ボソッ


これくらいは言わせてください(^o^)




プロフィール

minako

Author:minako
:*:・゜★゜’・:*:.。☆.:*:・’

宮城県沿岸部の震災被災地で、元気に慎ましく暮らしている筋強直性ジストロフィーのメニエール持ち。
最近めっきり歩けなくなりましたが電動車椅子でお散歩しています。
冬場は基本、冬眠します(^o^)丿

お立ち寄りの際はお気軽にコメントくださいね ♡

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